木質バイオマスプラスチックについて、良くある質問と回答をまとめてみました。

Q.木質バイオマスプラスチックってなに?

建築廃材、林地残材、被害材、間伐材、竹材、せん定枝、などの木質系廃棄物を粉状にしたものと、石油系のプラスチックとを混ぜてつくる製品材料のことです。

当社の商品は「建設廃材」などを除く、バージン原料のみを使用しています。

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Q.プラスチックとの違いは?

食品廃棄物や植物等の再生可能な有機資源を原料にし、石油系のプラスチックと混ぜてつくる製品材料をバイオマスプラスチックと言います。

木質プラスチックは、原料を木質に特化した物を示します。

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Q.なぜ、バイオマス原料にプラスチックを混ぜるの?

100%バイオマス原料での製造も可能ですが、使用用途が限られます。

プラスチックを混ぜることにより、既存のプラスチック加工機械(射出成形機等)にて成形が可能となります。これにより、複雑な形の成形が可能で多種多様な商品を生み出すことができます。

また、従来の金型が使用出来ることも魅力の1つです。

射出成形機
プラスチック原料を加熱し、射出圧を加えて金型に押込み、型に充填して成形する機械。

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Q.木とプラスチックを混ぜただけなの?

単純にプラスチックに混合することとは異なり、木質素材を2mm以下に粉砕し、石油系のプラスチックを機械により高温で混ぜ合わせ、小さなペレットにしています。

これにより、輸送効率や保管効率も高まり、取り扱いが容易になります。

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Q.2mm以下に粉砕するのはなぜ?

射出成形機のノズル(金型に樹脂を流すもの)径はmm単位と小さく、細かく粉砕しないとノズル内で詰まります。

5mm以下であれば大抵は成形可能ですが、2mmに粉砕することで使用出来る成形機が増え、加えて金型への流動性を上げ成形しやすくなります。

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Q.プラスチックでなくてもいいのでは?

プラスチックは軽くて丈夫、簡単に形状が変えられるという特徴があり、日常生活のあらゆる場面で使われています。

プラスチックのほとんどは石油から作られ、化石資源の使用は大気中のCO2を増加させる地球温暖化の原因です。

当社では、石油に替わるバイオマス資源の有効活用とCO2削減の手段として、素材としてのバイオマスプラスチックを提案しています。

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Q.なにが環境にいいの?

木質プラスチチックの原料は、被害材・剪定枝・間伐材など、従来使い道のない木材や、もみ殻、芝、茶粕などのいわゆる「ゴミ」として捨てていたものを原料として再利用することで、ゴミ減量につながります。

また、被害材・間伐材の有効利用により、森林整備が活性化されCO2の固定化機能を持つ森林機能の回復が期待できます。

化石燃料を100%使用していたものを無理なく抑制することで、CO2削減=温暖化防止にも繋がります。

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Q.木質プラスチックの特徴は?

木質プラスチックによる成形品は、通常のポリプロピレン製品にはない「自然の風合い」と「香り」があり、この比率が高いほど見た目も木に近いものに仕上がります。

従来のプラスチックと同様に加工・成形しやすく、他のバイオマス製品との比較でも、バイオマス比率が高いことも木質プラスチックの特徴です。

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Q.どのような物が作れるの?

何でも作れます。

質感を利用した玩具や、植物用のプランターなどに広く利用されています。プラスチックの種類を変えれば、押出し成形も可能ですので、建築資材や庭用の資材にも利用されています。

また、地球に優しい物作りにこだわり園芸用品、おもちゃ、内装用材、自動車部品、家電部品、IT製品などが開発可能です。

地域承認エコ商品としても販売可能で、世界初の商品としての注目度も見込めます。

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Q.木質製品以外は作れないの?

基本的には製造出来ますが、状態により不可能な物もあります。

また、製造する製品の原料としても様々な問題があります。

これまでの実績では、竹、コーヒーの薄皮(シルバースキン)・カカオハスク・お茶粕・ビール粕・梅干の種・もみ殻・落花生の殻・紙・お金(お札)…などで製造可能です。

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Q.処分する時の分別は?

使用済商品は、再度破砕されリサイクルできます(現実的には収集ルートの確立と品質の一定化が不可欠)。

ゴミとして捨てる場合、51%以上バイオマスを使用している物は、燃えるゴミとして処分出来ます。(当社の木質プラスチック製品は、ほぼこの基準に該当します。)

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Q.土に還るの?

木質素材を使用しているので、この部分は分解され土に還ります。

ただし、プラスチックの部分は土に還りません。成分解性プラスチック原料を使用すれば、全て土に還ります。

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Q.腐らないの?

プラスチックが入っているので基本的に腐りません。

ただし、バイオマスの使用比率が多いほど、土の中に入れるとこの部分だけが腐ります。バイオマス原料は自然由来の原料ですので、自然に風化・還元します。

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Q.カーボンニュートラルなの?

バイオマスの炭素は、大気中のCO2を光合成などにより固定化したもので、燃焼・還元では大気中のCO2を増加させません。

しかし、原料に化石資源を使用している他、生産過程・製造過程・輸送過程で化石燃料由来のエネルギーが使われています。

当社の推計では、カーボンフットプリント上、既存のプラスチック製品の過程と比較し約2〜3割のCO2削減が成されていると考えています。

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Q.木質プラスチックコンパウンドの試作をして欲しいのですが…

材料を支給(提供)して頂ければ、試作製造可能です。ご相談についてもお気軽にお申し出下さい。

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Q.木質プラスチックを使って試作成型してみたいのですが…

初めてのお客様であれば、樹皮25kg・木部20kg/袋+運賃で1袋から販売させて頂いております。

通常のプラスチック成形の設定と異なりますので、成形ノウハウなどもお教え致します。お気軽にお問合せ下さい。

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